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スポーツによる頭へのダメージ

スポーツによる頭へのダメージ

スポーツをする事は健康にとってとてもいい事です。その反面近年スポーツによる頭部へのダメージが問題視されています。

私自身、スポーツをしていて頭部を強く打ったという経験が何度もあります。いま問題視されている頭部へのダメージについて今回は解説していきたいと思います。

考えられる頭部へのダメージ

スポーツという大枠のカテゴリーをあげましたが具体的に頭部へ直接ダメージを受けるスポーツは限られています。

メジャーなスポーツで頭部へのダメージの危険があるスポーツをまとめてみました。

  • サッカー
  • ラグビー
  • アメフト
  • 野球
  • ボクシングなどの格闘技
  • レスリング

これらの競技が頭部へのダメージを受けやすいスポーツではないでしょうか。ボクシングなどの格闘技をスポーツというカテゴリーに入れるのは議論がなされていることではありますが今回はスポーツのカテゴリーに入れさせていただきました。

業界の対応

これらの競技は業界ごとに頭部へのダメージによって深刻な怪我をしない様それぞれ対応策を講じています。

サッカーでの対応策を紹介します。

欧州の一部の国では小学生のヘディング練習を禁止した。今後段階的に中学生以上もヘディングの練習を禁止していくとの事。

またアメリカではすでに10歳以下の選手のヘディングを禁止している。

この様に世界ではユース世代のヘディングでの脳へのダメージを懸念しています。

ボクシングや格闘技では深刻なダメージを負ってしまう可能性がある場合は速やかにレフリーストップをするといった対策をしています。

またプロにおいても定期的な検診や保険の強化などの対応をしております。

間接的にダメージを負ってしまう事も

いくつか脳へのダメージが心配される競技を紹介しましたが、その他の競技でも間接的に脳へダメージを負ってしまう事も考えられます。

例えば体育館などで行う室内競技でも転倒して頭を打ってしまう事やフィジカルコンタクトによる頭部へのダメージも考えられます。

スポーツでの怪我は付き物という言葉がありますが。極力頭部の怪我は避けたいところです。

受け身の重要性

柔道で受け身という基礎の動作がありますが、受け身という動作は脳へのダメージを避ける上ではかなり理にかなった動きとなっています。

受け身の技術が身についていればどんな競技においても転倒の際に頭部を保護する事ができます。

すべての競技で受け身を指導するべきだと私は考えています。

直接的な接触では受け身も無意味

転倒をする際に受け身を取る事で頭部の保護にはなりますが、プレイ中に直接頭部への接触があった場合は受け身は無意味です。

特に冒頭で紹介した脳へのダメージの危険性があるスポーツでは頭部と頭部の接触、いわゆるバッティングの危険性が高いスポーツがメインになっています。

ではこういったスポーツではどの様に頭部へのダメージを避けていけば良いのかを考えてみましょう。

スポーツで頭を守るために

頭へのダメージは蓄積され将来的に重大な後遺症となってしまう事も考えられます。スポーツで頭部にダメージを受けてしまわない様に対策を講じる必要があります。

頭部へのダメージを避ける為にできる事を紹介していきます。

選手の判断力の向上

スポーツにおいて判断力というのはとても重要な能力ですが、怪我をしない為にもとても重要となってきます。

車の事故を例に出しますと

車と車が事故をする時にお互いに一瞬危ないと判断しブレーキを踏めば、お互いに少しずつは事故の衝撃が軽減されるかもしれませんね。

この様にスポーツでもフィジカルコンタクトの際、ぶつかると判断した瞬間に選手同士が自分の加速度を落とす様な動作をすればぶつかった衝撃は軽減されます。

スポーツ初心者にありがちな事なんですがぶつかる瞬間の判断が遅くて大きなフィジカルコンタクトをしてしまうって事が良くあります。私も何度か初心者に怪我を負わせられた経験があります。

そういった判断力がスポーツをする際は重要となってきます。ですが判断力を養うにはやはり日々の練習や試合を経験して徐々に養っていくしかありません。

マウスピースを活用する

格闘技の試合やアメフトで良く目にするマウスピースですが、マウスピースは大変優秀で歯や口内を保護するだけでなく頭部へのダメージも軽減する事ができます。

歯を食いしばる事により首の筋肉に力がはいり脳を固定する役割も期待できます。日本ではまだ少ないですが海外の球技の選手はパフォーマンス向上や怪我防止の意味でマウスピースを取り入れている選手が増えてきています。

かつてマウスピースは呼吸がしにくいだったり見栄えが悪いなどの欠点がありましたが、最近のマウスピースは空気孔を開けてかなり軽量も進み違和感なく使用する事ができます。

ヘッドギアを着用する

有名な話ですが、サッカーの元チェコ代表ゴールキーパーのチェフ選手はサッカーの試合で頭蓋骨陥没骨折という大怪我を負ってしまってからヘッドギアをして試合に臨む様になりました。

ヘッドギアをする事で頭部へのダメージの蓄積も軽減できて、大怪我をしてしまうリスクも格段に低くなります。

色々なスポーツの練習に密着して練習を体験しましたが、ヘディングの練習を経験した時はヘッドギアをする様に勧めらました。

特に初心者はタイミングを図るのに慣れていないから頭部に怪我をしてしまう可能性が高いそうです。

まとめ

スポーツをする際に考えられる頭部へのダメージがいま世界で問題視されています。特にサッカーでは若年層のヘディング禁止という動きが今後広がっていくのではないかと思われます。

各競技で受け身の練習やマウスピース、ヘッドギアなどを採用していく事が頭部へのダメージを軽減する最善策ではないかと考えられます。